稲垣潤一

この方もシティーでポップから外せないですね。カテゴリーとしてこの言葉以外浮かばない。
絵ができた段階では良いかなあーと判断していたもののPC上で確認したら「んーーー❔」未だどこか違和感あります。自分でも納得と思えるものってなかなか産まれないですね。稲垣氏で一番聴いたのがPersonally。この方の歴史を語る上で、このアルバム評価は恐らく低めだと思われます。作家人は豪華極まりないですが、これぞ!という代表曲もなくサウンドは非常に挑戦的かつ実験的。時代的にコンピューターも機材も性能を一気に向上しはじめた頃でデジタルの匂いがあちこちに立ち込めます。本人のイメージ転換の狙いもあったとも思われる音創りです。若干先走りの印象も受けるのですが、私的にはこれで稲垣完結してます。もし《無人島に持っていけるCDトップ20なら?》の一枚かと。いやトップ50にしてもらうか。