山下達郎

ピーナツか菩薩か・・最新アルバムのジャケット拝見したとき感じたイメージです。

シティーポップの王道。たぶんご本人は不本意極まりないと思われます。
今ではほとんどお見かけしませんが当時は季節しばりのミュージシャン多かったですね。達郎氏はじめユーミン、TUBE、オメガ等。オメガあたりは完全に音楽家としてでなく商品としての戦略が見えていたためやはりというか期間限定商品となり途中下車。1986オメガ・・なんて出てきたときは年号つけられてる時点で大丈夫か?・・と若いながら案じておりました。
そんななか1980年前半で夏のイメージが強烈にはりついた達郎氏は例のあの曲で冬も制覇。ユーミンはうまいこと春・夏・冬制覇してきましたし、サザンは夏のイメージが強烈のわりに途中下車なく現在でも大物中の大物。ふざけたイメージの強い桑田氏ですがそれだけ音楽に対して真摯に取り組んできた結果なんでしょう。
イメージというのは本人の意図と反することのほうが多く、一度染みついたイメージシールは超粘着気質。意図的に粘着させることが大半ですが、裏目に出ても表目でもそのイメージは広がったとたん一気に大衆は心理感染起こします。達郎氏にしてもサザンにしても感染力をフル利用し、操作させる能力に長けていたと思われるのです。
というわけでごちゃごちゃのたまわってますが達郎氏に関しての知識はシールにすらならないほど薄い私。ハマショ・長渕と同様筋金入りファンが多いと思われる御大ですので余計なことは省きましてベストアルバムは《THE THEME FROM BIG WAVE》、ベストソングは《ONLY WITH YOU》一本で。